山口ケーブルビジョンの「地デジ詐欺」判明

大分県や佐賀県などのケーブルテレビ局は?

民放テレビ局が1つしかない佐賀県では、多くのケーブルテレビ局が、福岡県域民放の全チャンネルをアナログ再送信しているようだ。

系列の重複するTNCだけ除外していたり、熊本県域や長崎県域チャンネルを追加して、アナログ再送信している局もある模様。

一方、山口県と同じく、民放3局の大分県には、福岡県域や愛媛県域、中には、KRYテレビをアナログ再送信している、CATV局があるようだ。

両県の地デジは、今年12月に始まる予定で、佐賀との県境にある、福岡県域チャンネルの久留米中継局も、近いうちに、本放送を開始しそうだ。

↑平成18年10月31日・公開↑

佐賀で地デジTVQなど再送信

佐賀市に本社を置く、ぶんぶんテレビは「地デジを一部(県内3波とTVQ)開始」していて、RKBFBSKBCの“再送信”も、来月から始める予定であり、申請中の「その他の放送局」については、同意を待っているようだ。

嬉野のテレビ九州は、残りのTNCを「1月上旬放送開始予定」らしい。

伊万里にあるI-CATVは、他チャンネルの“区域外再送信”は「未定」としていて、唐津ぴ〜ぷるテレビは、今月以降「順次スタート予定」と発表している。

↑平成18年12月31日・追加公開↑

佐賀で福岡5chを再送信

ぶんぶんテレビは、その後、唯一の県内民放サガテレビと、同系列「TNCの試験放送」を経て、久留米開局から少しだけ、じらされてから、福岡県内を放送対象地域とする、地デジ民放“全5チャンネル”の「本放送を開始」している。

ぶんぶんテレビなどの地デジCh
1D011NHK総合
2D021NHK教育
3D031サガテレビ
4D041RKB
5D051FBS
6D011-1KBC
7D071TVQ
8D081TNC

テレビ九州も、I-CATVぴ〜ぷるテレビも、それに、武雄のケーブルワンと、県境を越えた長崎県松浦市のエリアを除き、伊万里にある西海テレビも、福岡県域の民間TV全局を「区域外再送信」し始めたことが、確認できる。

百科事典“ウィキペディアの記事”などによれば、佐賀デジタルネットワークという、CATV事業者のための、共同受信設備を利用しているらしい。

対照的に、大分県デジタルネットワークセンターは、事業目的の一つとして「“区域内”再送信の供給」を掲げているから、我が山口県も難しそうだ。

↑平成19年1月27日・追加公開↑

日田のKCVが再送信を要望

毎日新聞によると、福岡県に接する大分県日田市のKCVが、今月上旬、市長を伴いOBS大分放送を訪ねて、アナログTV同様、福岡民放5チャンネル再送信の了承を得るべく、大分民放3社あての要望書を手渡したところ、改めて、断られてしまったようだ。

西日本新聞にも、似たような記事があり、つながりの深い隣県の情報が必要、ということを主な理由にしているらしいけど、それなら、岩国のアイ・キャンなどが、そうしているように、NHK福岡で用が足りそうだから、説得力に欠ける。

きっと、仮に、東京の民放キー局と福岡5局の、どちらかを選べるとしたら、たぶん多数が、いや大半が、経済的および文化的な関係などは、どうだっていいから、前者を視たい聴きたい、と感じでもすることだろう。

宮崎県で、地元の2チャンネルしか、地デジ再送信できていないのに対し、佐賀では、サガテレビと、多くの世帯で、昔から親しまれていると思われる、RKK熊本放送だけとの組み合わせなどではなく、県を挙げて働きかけた成果なのか、はやばやと、福岡の全5局との計6チャンネルが、デジタル再送信されている。

なんと、下松のK'ビジョンを上回り、島原にあるカボチャテレビは、地元局と福岡5民放に加え、NHKを含む熊本全局までをも、アナログ再送信している。

みんなが分かっているように、多くのケーブルテレビ利用者にとって、多くの地上波チャンネルを視聴できることが、うれしいのだ。

県外の放送を目当てに、加入した者にとっては、デジタル移行における、再送信の“便乗禁止”が、ただ、わずらわしく、大迷惑なだけなのだ。

テレビ局が倒れでもしなければ、受信できるチャンネル数が増えることはあっても、減ることはないだろう、そう高をくくっていただけに、悔しいのだ。

そのうえ、C-ableや、日田盆地での電波事情は知らないが、KCVなど、第3セクター企業が、経営不振に陥ってしまいでもしたら、どうしようもないのだ。

↑平成19年2月13日・追加公開↑

久留米でサガテレビ再送信か

福岡と佐賀の県境付近を業務区域としている、くーみんテレビの地デジチャンネル一覧を見ると、NHK佐賀の欄には「鳥栖地区のみ(提供)」と明記してあるのに、STSサガテレビについては、そのような注釈がない。

佐賀県で始まった、福岡県域テレビ再送信の副産物として、久留米地域では、佐賀県域デジタル民放TVの「区域外再送信」が、行われているのだろうか。

* 平成23年7月5日追記: 久留米でも、佐賀のNHK総合テレビとEテレが地デジ再送信され、受信できるチャンネルが、鳥栖と同じになっている。

↑平成19年4月9日・追加公開↑

日田で地デジ福岡5ch再送信

2月の新聞記事には、同意できない立場にあると書かれていた、地元大分県の民放テレビ3局が、なぜか、その翌月には、すんなりと要望を受け入れたおかげで、先月上旬から試験放送を流してきた、KCVが今月1日、福岡県域民放テレビの地デジ“全5チャンネル”を正式に、区域外再送信し始めたと発表した。

これに対し、同じ求めに応じてもらえず、しびれを切らしたのだろう、同じ放送区域にある他CATV局のうち4社が、総務大臣に裁定申請をしたようだ。

いずれと比べても、業務区域の、ある程度の戸数が、直接デジタル受信できそうなのに、初めから、3つのチャンネルを半ば、あきらめているかのような態度を示している、山口ケーブルビジョンとは、意気込みの違いが感じられる。

* 平成24年4月2日追記: 日田市の全域で“全5チャンネル”が、視聴できる。

↑平成19年5月4日・追加公開↑

佐伯でも福岡5ch再送信へ

先月、同意を拒んだ福岡の民間放送4社に対し、大分県にある4つのCATV局が区域外「再送信することに同意しなければならない」と、情報通信審議会の答申に基づき、総務省が裁定したことを受けてなのだろう、ケーブルテレビ佐伯は今月、テレQを含む隣県の民放“全5チャンネル”の放送を開始する、と発表した。

大分合同新聞[最終面(平成24年5月20日)]

FBS福岡放送が提出した意見書などによると、北九州中継局の電波を、佐伯市の中心部から50kmくらい離れた、別府市の鶴見岳で受信しているようだから、C-ableも申請すれば、既設区域は言うまでもなく、なかなか始められない阿東町についても、同じく、再送信への同意を命ずる、大臣裁定が下されそうだ。

仮に裁判を起こすなどしても、民放側に勝ち目がなさそうなのなら、やはり“ゆうせんチャンネル[3][4][5]”が、県内局にとって、最良の選択だろう。

↑平成19年9月1日・追加公開↑

大分のOCTも福岡5ch再送信

佐伯のCTSなどとともに、お墨付きを得た、大分ケーブルテレコムも、昨日、福岡民放テレビの地デジ“全5チャンネル”を、(試験)放送し始めたようだ。

日田のKCVも、そうらしいが、セットトップボックスを通さなければ、視聴できないように制限しているけど、山口ケーブルテレビが「区域外再送信」の暁には、じぇったいに、そのような、あくどい仕様は、避けてもらいたい。

アナログで、コンバータ不要なのだから、C-ableの地上波放送は、デジタルに移行しても、佐賀ぶんぶんテレビなどが、そうであるように、チューナ内蔵テレビなど、市販の地デジ受信機で、STBなしで直接、選局可能にすべきだ。

↑平成19年9月4日・追加公開↑

別府のCTBも福岡5ch放送へ

大分ケーブルテレコムとケーブルテレビ佐伯に続き、別府市に本社を置くCTBメディアが本日、隣県を放送対象地域としている、民間放送の地デジTV“全5チャンネル”について、今月下旬から試験“再送信”することを表明した。

地上波を県内だけの“5”に減数した、弱腰な山口ケーブルビジョンとは違い、会社案内のサービス概要には、放送サービス「福岡民放」と、明記されている。

↑平成19年9月11日・追加公開↑

大分市OCNも福岡5ch放送中

残る、大分ケーブルネットワークも「福岡民放地上デジタル放送」全チャンネルを「試験放送中」であることが、判明した。

できていない我が家より、距離的にも地形的にみても、まず間違いなく受信が困難なはずの地域で、混信障害は発生するものの、視聴できるという、なんとも腑に落ちない現状を嘆かずには、いられない。

もう大丈夫と思い、C-able加入後、何年かしてから、アンテナ設備を撤去および廃棄したことが、悔やまれる。

残していれば、わずかな出費で“試験受信”くらいは、できたのに

↑平成19年12月21日・追加公開↑

豊後高田CATV設置の申請内容

来年度中にサービス開始予定豊後高田市ケーブルネットワークが今夏、施設の設置許可を申請した、その放送内容をみると、地アナ地デジとも、福岡5民放チャンネルのうち、RKBKBCが含まれていない。

「調整中」という文字で隠されている、チャンネル内容のページソースによると、本年現在、2局も含まれているのだが、あきらめてはいないのだろうか。

↑平成19年12月31日・追加公開↑

豊後高田でも福岡5ch放送か

開局を控え、豊後高田市ケーブルネットワークWWWサイトが先日、一新され、地デジのチャンネル表には、福岡県を放送対象地域とする民間テレビ放送が、丸々含まれているけれど、そのことに関しては何の注記もない。

すでに、試験再送信されている、ということなのだろうか。なしか?

↑平成20年4月13日・追加公開↑

佐賀の一部で熊本放送を予定

アスネットが鹿島での、それと、はがくれテレビが、RKK熊本放送「区域外再送信」の予定を、地デジの各チャンネル表に表明して、しばらくになるけど、進展はなさそうだ。

有明海沿岸部や佐賀平野と周辺には、送信所からの電波が十分に届くらしいから、当たり前のこととして、民放側は、同意すべきだろう。

我が家とも共通するのだが、複数のアンテナを立て、その切り替えが不便だし煩わしいから、ケーブル受信している人々、のことを考慮してもらいたい。

↑平成20年7月13日・追加公開↑

九重町でFBSTNCを再送信

来年度開局予定の大分県ここのえケーブルテレビ(仮称)が、FBS福岡放送TNCテレビ西日本を地デジ再送信すべく、両局から同意を得たらしいことが、広報ここのえ8月号商工会のブログで確認できる。

かつての県内民放のように、TOSテレビ大分が、2系列を掛け持ちしているから、OKになったとしか思えないのだが、それなら、他のCATV各局に、4つのチャンネルを求められた場面で挙げた、反対する理由は何だったのかな?

↑平成20年9月24日・追加公開↑

杵築でもFBSTNCを再送信

国東半島にある、杵築ど〜んとテレビが、今月から、STB経由でのみ、FBSとテレ西の地デジ放送をしている、とWWWサイトで発表していた。

↑平成20年9月24日・追加公開↑

豊後高田ではSTBが不要

豊後高田市などの地デジCh
1D011NHK総合
2D021NHK教育
3D031大分放送
4D041テレビ大分
5D051大分朝日放送
6D011-1KBC
7D071TVQ
8D081TNC
9D041-1RKB
10D051-1FBS

やはり、豊後高田市ケーブルネットワークは、福岡県の民放“全5チャンネル”を地デジ再送信しているらしく、おまけに、大分市のOCTなどとは異なり、視聴するために、セットトップボックスが必要ないようだ。

八幡にあるテレビ送信所からの距離は、周防灘の対岸に位置する我が家と、そう変わりはないのに、この歴然たる彼我の差は、なんなのだろう

* 11月2日追記: 市報“ぶんごたかだ”3月号に「新聞報道等で問題となっていました福岡県の民放5局(FBS,TNC,RKB,KBC,TVQ)のテレビ再送信同意につきましては、全局から正式に同意をいただきましたので、お知らせします。」との発表があり、その経緯について、3月11日の定例議会で、市長が「昨年の12月末までに、大分民放3局との協議が整い、」県内側の承諾を得たのち、自ら福岡に出向き「区域外再送信の要請を行い、1月末より2月の初旬にかけて、」同意が得られた、と述べている。

↑平成20年10月27日・追加公開↑

長崎県における区域外再送信

福岡から200kmくらい離れているのに、どうやって受信しているのだろう、五島列島にある、ふくえケーブルテレビが、デジタルプランの開始を機に、従来のチャンネル案内には見当たらない、テレQ*の地アナをデジタル変換し、放送している模様だ。

地元の長崎4民放が同意してのことであれば、アナログ放送が停波する数年後までの期限付き、というわけにはいかないのではなかろうか。

一方、対岸からの十分な電波が届いている、島原半島のカボチャテレビは先月、長崎放送と系列が同じ熊本放送の地デジ再送信を始めた、と発表している。

* 平成24年3月7日追記: 福江FCTVのチャンネル表から最近、TVQが消えた。

↑平成20年11月22日・追加公開↑

諫早と長崎でTVQ地デジ再送信

諫早ケーブルテレビと、長崎市に本社を置く長崎ケーブルメディアが、TVQ九州放送同意を得た上で今月1日、そのデジタル放送を「区域外再送信」し始めた。

また、同じく民放が4局ある長崎県内の対馬では、合併し1つの市になっていたおかげだろうか、阿東町平生町などとは違い、拡張区域でも、既設区域と同じ、福岡県を放送対象地域とする、アナログTVが、視聴できるらしい。

↑平成20年12月11日・追加公開↑

また島原で熊本の地デジ再送信

長崎県外は福岡民放の全5チャンネルしかアナログ放送していない、ひまわりてれびが、カボチャテレビに続き、RKKの地デジ再送信を開始した。

本社のある旧千々石町など、業務区域の広い範囲が、雲仙岳の陰になり、熊本からの電波が遮られてもいそうなのだが、なしてなんだろう

↑平成21年1月14日・追加公開↑

伊万里で長崎の地アナ追加

佐賀県に本社を置く西海テレビが、受信状態の悪くなった熊本朝日放送に代わり、長崎文化放送と、ついでに長崎国際テレビを先月から、長崎県の業務区域ではない、区域外となる伊万里市内でも、アナログ再送信している。

↑平成21年1月17日・追加公開↑

竹田でもFBSTNCを再送信

6月に部分開局を予定している、大分県竹田市のケーブルネットワークが、杵築市や九重町と同じく、地デジのチャンネルに、福岡放送とテレビ西日本を含めていて、TVQ九州放送については「(予定)」と発表している。

まだ県内波しかデジタル再送信していない、国東市ケーブルテレビ同様、追加料金を支払えば、大分市にあるOCTを通じて、RKB毎日放送とKBC九州朝日放送も含めた、隣県だけを放送対象地域とする、民間放送のアナログ5チャンネルじぇんぶが、受信できるようにもなるらしい。

↑平成21年2月14日・追加公開↑

佐伯でFBSTNC地デジ再送信

市報さいきによると、FBSTNCの同意を得て、昨年11月から両チャンネルの地デジが、CTSの業務区域外の佐伯市内でも、視聴可能になっているらしい。

テレQに関しては「協議中(昨年10月現在)」ということだが、アナログ放送は、昨年4月から「区域外再送信」されているようだ。

↑平成21年2月17日・追加公開↑

臼杵と国東でもFBSTNC開始

臼杵ケーブルネットで、FBSTNCの地デジが始まり、広報うすき2月号には「気象等の影響により映像が『途切れる』場合があります」との注釈がある。

一方、市報くにさきによると、国東市ケーブルテレビでは今年度から、同じく視聴できるようになったらしいが、自主放送チャンネルプランだと、デジタルのみならず、TVQ九州放送はアナログ放送も、選局できないみたいだ。

↑平成21年4月22日・追加公開↑

諫早で福岡3局の地デジが追加

諫早CATVの地デジCh
1D011NHK総合
2D021NHK教育
3D031長崎放送
4D041長崎国際テレビ
5D051長崎文化放送
6D011-1KBC (今月〜)
7D071TVQ(昨年12月〜)
8D081テレビ長崎
9D041-1RKB (今月〜)
10D051-1FBS (今月〜)

長崎は諫早3SUNてれびが、福岡県を放送対象地域とするテレビ3局の承諾を得て、すでに開始しているテレQに加え今月からは、KBCRKBおよびFBSをデジタル再送信する、と発表していた。

C-ableなどの地デジCh
1D011NHK総合
2D021NHK教育
3D031テレビ山口
4D041山口放送
5D051山口朝日放送
8D081TNC(昨年11月〜)

これで、C-ableの地アナ同様に、フジとテレ東系が各1、残りの3系列が2チャンネルずつ、STBなしでも地デジ視聴できていることになる。

逆に山口ケーブルビジョンなどでは現在、TNCだけしか、地デジ再送信できていないし、大分の九重町(広報ここのえ7月号)などでは、なかなかTVQが始められないというのに、どのような交渉術により、今回の成果を上げられたのだろうか。

↑平成21年8月20日・追加公開↑

中津でも福岡5ch再送信か

福岡県に接する難視聴地域で、大分の中津市ケーブルネットワークが約2年後から、隣県の民放“全5チャンネル”の地デジ再送信を予定している。

↑平成21年9月1日・追加公開↑

島原半島でTVQ地デジ再送信

長崎の雲仙市ほか島原3市を業務区域とする、ひまわりてれびのデジタルチャンネル一覧に最近、TVQ九州放送が追加された。

ウィキペディアの記事によると、昨春には視聴できるようになっていたのに、ちょうど去年の今ごろ、熊本RKKデジタル再送信の際にあった、お知らせのようなWWWサイトでの発表もなく、山口県では、なかなか始められないテレQが、ほとぼりが冷めるのを待っていたかのように、こっそりと記載されたみたいだ。

↑平成22年1月15日・追加公開↑

臼杵でTVQも地デジ再送信

大分の臼杵ケーブルネットによる、TVQ九州放送のSTBを必要としない、地上デジタル放送の開始が、広報うすき2月号で、発表されていた。

↑平成22年4月5日・追加公開↑

対馬で福岡4局の地デジ再送信

対馬市CATVの地デジCh
1D011NHK総合
2D021NHK教育
3D031長崎放送
4D041長崎国際テレビ
5D051長崎文化放送
6D011-1KBC(昨年8月〜)
7D041-1RKB(昨年8月〜)
8D081テレビ長崎
9D051-1FBS(昨年8月〜)
10D081-1TNC(昨年9月〜)

市役所が、福岡タワーから100km強も離れている、民放が4局そろった長崎県対馬市で、テレQを除く、福岡県だけを放送対象地域とする、KBC九州朝日放送とRKB毎日放送およびFBS福岡放送が昨年8月から、その翌月からはTNCテレビ西日本が、デジタル再送信されているらしい。

CATV指定管理業者と、加入者のブログに寄せられた情報を合わせると、そういうことになる。

アナログに関しては、恐らく電波障害により安定受信できないのだろう、KBCテレビだけが放送されていないのに対し、地デジは“全5チャンネル”のうち、県庁所在地や諫早、それに島原半島では許可された、TVQ九州放送に限り、いまのところ、視聴できないようだ。

ちなみに、電波の出力は弱いものの、標高が600mを超える北九州中継局からの距離は、宇部市役所が40km強、山口と防府は70km強で、民放は3つだ。

↑平成22年5月29日・追加公開↑

佐伯でTVQ地デジ再送信予定

市報さいきに地デジ移行の案内があり、秋から行政エリアで、協議中だったテレQがデジタル放送できそうだ、と発表している。

電波の受信点は、ケーブルテレビ佐伯などと同じ鶴見岳、および杵築市の横岳に設置してあることも、WWWサイトで明らかにしている。

↑平成22年7月16日・追加公開↑

杵築でもTVQ地デジ再送信

広報ここのえ7月号に「TVQの再送信についての現在の県内の状況は、福岡県に隣接する日田市、豊後高田市はアンテナを上げればTVQが視聴できることで、また、以前からアナログでTVQを放送していた佐伯市、臼杵市、杵築市では、現在、TVQから同意を得てデジタル放送を流しています。しかし、自治体ケーブルテレビのなかで最近開局した国東市、豊後大野市、竹田市、九重町は同意を得られずTVQの再送信ができない状況です。」との説明がある。

送信所からの方向が違うので、電波の強さも同じではないのだろうけど、隣県に接していない豊後高田の市役所は、皿倉山までの距離が、宇部市役所からよりも数十km遠く、山口市役所に比べて数km近いだけであり、数年前に開局したのにもかかわらず、山口ケーブルビジョンが前世紀から、アナログ再送信している、福岡県だけを放送対象地域とする、民放“全5チャンネル”がデジタル放送できていることに、これを読んで改めて、納得いかないという思いが強くなった。

なお、ウィキペディアによると、杵築ど〜んとテレビでは今年度から、テレQが地デジでも、視聴可能になっているようだけど、福岡放送とテレ西を始めた時のような、WWWサイトでの告知が見当たらないから、いやらしさを感じる。

↑平成22年7月17日・追加公開↑

佐伯CTSでもSTBが不要に

市内の行政エリアで、テレQの地デジ再送信が始まるのに合わせたのだろう、ケーブルテレビ佐伯では、同じ大分県の豊後高田市ケーブルネットワークみたいに、セットトップボックスがなくても、福岡県だけを放送対象地域とする、民間テレビ“全5チャンネル”の地上デジタル放送が、受信できるようになったらしい。

↑平成22年8月25日・追加公開↑

壱岐で福岡5ch再送信の予定

来年度からの業務開始を申請した、玄界灘に浮かぶ長崎県壱岐市ikiビジョンが、県内6つのチャンネルに加えて、福岡の民放テレビ“全5チャンネル”の地デジ再送信を予定している。

業務区域の7割以上が、電波を直接受信できなければ「区域外再送信」が認められない、という情報もあるのだが、ずいぶんと明るい見通しだ

↑平成22年9月3日・追加公開↑

佐伯の行政エリアでのテレQ

CTSの業務区域では問題ないようだけど、市報さいきに、視聴者を不安にさせる記述「※行政エリアのTVQ九州については、テレビ局と平成26年7月24日までの契約となっており、その後は別途協議となります。」が、見つかった。

長野県におけるテレビ東京の地デジ再送信みたいに、大分県内の自治体CATVが、テレQを始めることになったとしても、のまされかねない条件だ。

↑平成22年9月9日・追加公開↑

九重でテレQ期限付き開始へ

ここのえケーブルテレビが来週、TVQの試験放送を始め来年2月、本放送に移行することが、九重町の広報12月号で発表された。

大分県内の竹田や国東などとともに、さしあたり平成26年度までらしい。

↑平成22年12月18日・追加公開↑

また島原でTVQ地デジ再送信

長崎の島原市に本社を置く、カボチャテレビが今月、テレQ九州放送の地デジ再送信を開始した、と発表している。

業務区域が重なる、ひまわりてれびと同じ、チャンネル編成になった。

↑平成23年1月18日・追加公開↑

竹田と豊後大野でテレQ再送信

広報たけた1月号で、竹田市ケーブルネットワークセンターによる、TVQ九州放送の放送開始が、発表された。

そして、同じ大分県の豊後大野市では、同じく平成26年度末を期限とする同意を得て、テレQの地デジ再送信が、昨年までに決定していたようだ。

↑平成23年1月27日・追加公開↑

日田のKCVSTBが不要に

CATV用のセットトップボックスを設置しなければ、地デジは大分県内の放送局しか、視聴できないという制限のあった、日田市のKCVでも、豊後高田市佐伯市のCTSのように、福岡県だけを放送対象地域とする、民間テレビ“全5チャンネル”が、市販の対応テレビや録画機などで直接、受信できるようになった

* 8月19日追記: デジアナ変換放送でも“全5チャンネル”が、視聴できる。

↑平成23年2月15日・追加公開↑

中津で福岡の5ch再送信

大分県の中津市ケーブルネットワークが、今月ホームページを開設し、STBが必要ではない、地デジの再送信チャンネルを発表した。

基本サービスとして「県外5チャンネルが視聴可能」らしいから、もう始まっているはずの試験放送で、福岡の民放“全5チャンネル”が、映るのだろう。

↑平成23年2月18日・追加公開↑

対馬で福岡5ch地デジ再送信

【平成23年2月下旬現在】
対馬市CATVの区域外Ch
地アナ地デジ
KBC
FBSRKB
TNCFBS
RKBTVQ
TVQTNC

ウィキペディアによると、昨年11月から*らしいけど、対馬市で、テレQが地デジ化している。

【平成23年2月下旬現在】
C-ableの区域外Ch
地アナ地デジ
KBC
FBSTNC
テレ西
のみ
TVQ
RKB
TNC

先日、管理業者がチャンネル紹介WWWページを更新し、長崎県内の4民放と系列が重なる、福岡4局に加えて、同じく福岡県だけを放送対象地域とする、TVQ九州放送の地上デジタル放送を「区域外再送信」していることが、公表され明らかになった。

先月、市内のテレビ送信所が、1つを残して廃止となり、そのあおりを食う全世帯が、CATVの加入に間に合ったということなのだが、NHKだけ、あるいは、それと長崎の2民放しか中継のない、そんな電波環境だったら、月額1,000円で、11チャンネルもの地上波の他、BSデジタルが受信できるのだから、とうじぇんだろう。

* 11月22日追記: 市長が、昨年12月の対馬市議会(議案説明12ページ)で、前月1日のデジQ開始と合計11波の地デジ再放送を報告している。

↑平成23年2月22日・追加公開↑

国東でもテレQデジアナ再送信

大分の国東市ケーブルテレビが今月1日現在の、地上波テレビ放送の再送信チャンネルを公表した。

TVQ九州放送が、視聴できるようになっていて、福岡県だけを放送対象地域とする、3つのチャンネルをデジアナ変換することも、発表している。

↑平成23年4月9日・追加公開↑

諫早で福岡5ch地デジ再送信

諫早ケーブルテレビジョンチャンネル・ラインナップにある、テレビ西日本の画質が最近、標準からハイビジョンに変更された。

長崎県では、対馬市に次いで、福岡の5民放が、地デジ化したようだ。

* 平成24年6月28日追記: 先月、受信障害「フェージング」が報告された。

↑平成23年6月30日・追加公開↑

壱岐で福岡6局の地デジ再送信

壱岐市ケーブル通信の最終号によると、壱岐ビジョンで先月から、NHK福岡放送局の総合テレビも、視聴できるようになっている。

長崎県内と福岡、6つずつのチャンネルが、地デジ再送信されている。

↑平成23年7月1日・追加公開↑

佐世保でTVQ地デジ再送信

長崎のテレビ佐世保で、テレQが、STB受信できるようになったらしい。

* 7月19日追記: TVQを除く、福岡4民放のデジアナ変換が、発表された!

↑平成23年7月5日・追加公開↑

佐賀関でTVQ地デジ再送信

四国の佐田岬に近い、大分市の佐賀関テレビが、愛媛民放2つのチャンネルと、TVQ九州放送の地上デジタル放送を「区域外再送信」している。

↑平成23年7月21日・追加公開↑

大村でTVQ地デジ再送信

長崎県大村市のオクト・パルスが昨日、明日の正午から、セットトップボックスでのみ、福岡県のテレQが受信できるようになる、と発表した。

* 平成24年6月28日追記: 先月、受信障害「フェージング」が報告された。

↑平成23年7月23日・追加公開↑

宇佐でTVQなど地デジ再送信

大分県の東九州放送が、3年半ぶりにホームページを更新した。

福岡“全5チャンネル”が見られる、豊後高田中津の間に位置しているけど、宇佐CATVでは、KBCテレビとRKBテレビが、視聴できないようだ。

↑平成23年7月26日・追加公開↑

松浦でもTVQ地デジ再放送

佐賀の西海テレビが、長崎県松浦市でもテレQを再放送(再送信)している。

↑平成23年11月19日・追加公開↑

島原半島で福岡3ch再放送

長崎県の雲仙市に本社を置く、ひまわりてれびが昨日、KBC九州朝日放送とFBS福岡放送およびTNCテレビ西日本の地デジ再放送を開始した。

RKK熊本放送TVQ九州放送に加え、区域外のチャンネル数が5になった。

↑平成24年2月2日・追加公開↑

島原半島で福岡5ch再放送

長崎県のひまわりてれびが昨日、RKB毎日放送の地デジ再放送を開始した。

[ひまわりてれびで福岡民放のデジタル放送が見られるための嘆願書]

* 6月28日追記: ケーブルテレビ局による署名運動の成果だった。

↑平成24年4月2日・追加公開↑