テレビ福岡ソードー組合ニュース梅雨号 (平成25年6月)
シー・エイブルによる地デジ詐欺根拠となる資料
KBC・RKB・FBS・TVQの地デジが開始 (平成23年7月)
TNCテレ西の地デジ再送信を達成 (平成20年11月)
山口ケーブルテレビのデジタルサービス
2006(平成18)年10月1日、山口県内のテレビ各局が、大平山山頂などにある電波送信所を通じて、地上デジタル(地デジ)本放送を始めるのに合わせ、山口ケーブルビジョン“C-able”が、TV「デジタルサービス」の提供を開始した。
正確には「“STB”デジタル」サービスらしく、加入していれば、テレビの種類にかかわらず、1台につきSTB(セットトップボックス)というデジタル受信機を1台、購入し設置するだけで、従来のチャンネルに加え、地デジとBS・CSの各デジタル放送などが視聴できて(標準コースだとチャンネルの“種類”は少し増えるだけ)、しかも、基本料金は据え置き、ということのようだけれど、意外にも地デジは“調整中”であり、まだ、受信できないことになっている模様だ。
ところが、C-ableは、地デジが試験放送だった9月から、県内チャンネルを再送信して(アンテナで受けたデジタル信号を加入者宅に送って)いるので、我が家の地上デジタル対応テレビでは、問題なく、地デジを視聴できている。
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つまり、STBでは現在、県内の地デジ放送が受信できないことになっているのに、宅内の配線に問題がない場合、必要な接続とチャンネル設定さえすれば、直接、対応ハイビジョンテレビなどのデジタル受信機で、視聴できてしまう、何やら、おかしな状態になっているようなのだ。
C-ableの新しくなったチャンネル一覧表を見ると、県外テレビ局のTVQ九州放送とTNCテレビ西日本は、デジタルチャンネルの番号が未定だし、KBC九州朝日放送・FBS福岡放送・RKB毎日放送は、名前の記載すらないのが分かるが、このへんに、その理由があるのではないかと思い、問い合わせてみた。
と言うよりは、現行のアナログ放送が終了する、予定の5年後に、これら福岡県域放送局の5チャンネルが、視聴できなくなるのでは、と心配になり、eメールで、山口ケーブルビジョン株式会社に、質問したら、回答してもらえた。
そうしたら、平均的なC-ableテレビの加入者よりは、色々と理解できたような気になり、全国的に問題になっているらしい、地デジの「区域外再送信」を中心に、“FAQ+”として、まとめ、それを公開する、義務感が生じたみたい。♥
なお、私は、C-ableの1加入者、テレビについても、1素人でしかない。
↑平成18年10月31日・公開↑
C-ableの姿勢
先月に続き、今月中旬の新聞に、本サービスの広告が、折り込まれていた。
上述した問い合わせのついでに、次のように意見しておいた、その効果が表れたのであろうか、前月分にはなかったはずの「地デジを除くデジタル放送チャンネルを視聴する場合、STBが必要になる」という注釈が、付記されている。
Date: Sun, 15 Oct 2006 20:51:26 +0900 Subject: Re: デジタルサービスについて To: C-able > ■ 今月1日の広告「デジタルサービス開始!」への意見 > 地上波対応のテレビを所有している加入者の多くは、チャン > ネルスキャンするだけで、県内のデジタル放送が視聴できるの > に、新聞ちらしを読むと、STBを設置した上に、待たなければ > ならないような、印象を与えかねないので、感心しません。
しかしながら、これでは不十分であり、デジタル移行に伴う、加入者への負担を軽くすることよりも、STBを売りさばき、5年後もし、県外の地デジ放送が視聴できなくなったときに、解約をためらわせることを優先している、くらいにしか受けとれない。
まずは“区域外再送信”問題についての現状説明と、WWWページにあるような、地デジ対応テレビ等での視聴方法*を図解するなりし、目立たせるべきだろう。
それが、業務区域の市や町が出資している、第3セクター企業としての、踏むべき手順ではないのだろうか。
少なくとも、宅配されている“月刊ぷらざC-able”の紙面上なら、詳述できるはずだし、基本契約チャンネルが、減ってしまいそうなのだから、特集を組んでもいいくらいだと思う。
残念ながら、ただ、周波数を合わせるだけで、ほとんどのテレビで受信可能な、NHK衛星放送(C13とC22ch)に、不要なコンバータ契約を求めていた、我が家が加入した当時と、状況が似ているから、体質が変わっていないらしい。
現在のサービスチャンネルを見ても、衛星受信契約をしていれば、視聴する権利のある、NHKのBSハイビジョンが、そこに含まれていない。
買い物チャンネルを放映することで、いくらの収入があるのか知らないけど、それがなくても事業が成り立つのなら、入れ替えて当然ではなかろうか。
“加入世帯数13万超×基本料金1,500円≒月¥2億”では、不足なのかな…。
* 1月31日追記: 月刊ぷらざ9月号に「地上波デジタル試験放送開始について」という、県内5chの地デジ視聴についての簡単な説明文があった。
↑平成18年11月30日・追加公開↑
C-able自主制作の“えぶり・あい”というニュース番組で、本サービスの解説をしていたけど、佐賀県では再送信が始められた、福岡県域TV局の地デジに関しては、ただ“全国的な協議中”であることにしか、言い及んでいなかった。
↑平成18年12月31日・追加公開↑
月刊ぷらざの「番組ハイライト」というページにあった、デジタルテレビのチャンネル一覧表が、今年度から、ケーブルインターネットの案内に、差し換えられている。
佐賀に次ぎ、大分県の一部でも、福岡の地デジ民放が全5チャンネル、視聴できるようになったというのに、C-ableでは、県内局でさえ“調整中”のまま、地上デジタルTV放送に関する記述が、紙面から消え去ってしまったようだ。
と、このような状況でありながらも、STBの申し込みは“大変”多いらしく、引き続き、購入者を募っているけれど、本当なのだろうか。
不当表示を?するような会社ではないことと、お祈り申し上げるとともに、うたい文句「ツカエルC」が、それを目的に加入した、テレビの基本チャンネルに、重きを置かなくなる、というふうな意味合いではないこと、と信じたい。
↑平成19年5月4日・追加公開↑
ブラウザによっては表示されない、阿東町WWWサイトの更新履歴に「ケーブルテレビ開局時期の延期について(お詫びとお知らせ)」がある。[PDF]
既設区域のサービス内容そのままに、区域拡張を目指していたので、福岡のアナログTVが再送信できるのかどうか、注目していたのだが、案の定、名前は挙げられていないけど“一部放送各社”に、同意してもらえないらしい。
山口ケーブルビジョンの会社概要も、先月更新されていて、その「放送内容」を見ると、地上波の数が“10”から“5”に、減らされたりなどしている。
↑平成19年7月5日・追加公開↑
デジタルサービスの開始から1年がたち、気がついてみれば、広報誌にあるSTBの広告から、「大変多くのお申込みをいただいております」という文言が、削られている。
それと引き換えに、私にとって重要な、ついに別大や佐伯市でも試験放送が始められた、福岡県から電波の出ている地デジTVチャンネルの記載が、戻ってきたのかというと、じぇんじぇん、そのようなことはない。
“0120-374936(ミナヨクミル)”ケーブルから、ツカエルC-ableへ変わる代わりに、基本チャンネルが“307976”ミ(ラ)レナクナルでは、困る。
同じように、福岡民放のアナログ“全5チャンネル”を区域外再送信している、Kビジョンが、アイ・キャンとともに、広島民放のデジタル*再送信を求めて、総務大臣に裁定申請したのに対し、山口ケーブルテレビやシティーケーブル周南とともに、福岡局について、そうしないのは、KRYやTYSが、これら2社の主要株主だからなのかな。
いずれ、機が熟したと感じたら、問い合わしぇてみるつもりだ。
* 10月28日訂正: 月刊FDIの記事「徹底検証!地上デジタル放送」によると、Kビジョンなどが申請したのは、広島県を放送対象地域とする民間放送4社の、デジタルではなく、同意期限の切れた“地アナ再送信”を認めてもらうための、大臣裁定らしい。
↑平成19年10月1日・追加公開↑
いまだに“373071”ミ(ン)ナミ(ラ)レナイ、阿東町の広報あとう10月号に「町長からのお知らせ」などがあり、大分での再送信支持を引き合いに出し、C-ableに対して先月下旬、裁定申請するよう、要請したことを明らかにしている。[PDF]
同町での区域外アナログ全5局あるいは2局を認めてもらう換わりに、デジタルは2つのチャンネルしか求めない、というような妥協は、避けてもらいたい。
↑平成19年10月26日・追加公開↑
また、広報あとうに頼るのだが、1月号で、C-ableの動きについて「大臣裁定申請に向けて総務省中国総合通信局と協議」中(デジタルを含むかは不明)、と知らせている。[PDF]
阿東町はともかく、県内の民放3局が容認した上で、福岡の民放5チャンネルが視聴できるから、加入した利用者のために、山口ケーブルビジョンには、1日も早く、総務大臣の支持を勝ち取り、大分と佐賀のように、地デジ再送信を開始してもらいたい。
立場の似ている、八戸テレビにならい、アナログでは実施していない、NHK北九州を放送するなど、積極的な取り組みっぷりを示してほしい。
↑平成20年2月9日・追加公開↑
有線放送による放送の再送信に関する研究会の“中間とりまとめ(案)に関する意見募集結果等”の中で、山口ケーブルテレビは「現在、総務省内でまとめられているであろうガイドラインが、早期に公表されることを希望しております。」や「当社で放送事業者と協議している事案では、新規に拡張したエリアに対し再送信同意すると将来に亘り同意せざるを得なくなるため、隣接県の放送事業者が入ったチャンネルプランに対し地元局が同意しないといった状況があります。この様な事案に関しても、大臣裁定を申請せずに解決できる指針・指導力を持った適切なガイドラインとなることを希望します。」などと述べている。
↑平成20年3月11日・追加公開↑
自主放送チャンネルの映像に「ハイビジョン放送」という字幕が出ていたので、デジタルテレビを再スキャンしてみたら、地デジでも“c-able”が、リモコン12番で受信できるようになった。
しかしながら、山口ケーブルビジョンのWWWサイトでは、お知らせや、デジタルサービスのチャンネル一覧ページなどに、その情報が見つけられない。
ほとんど視聴しない、アナログ12chか、3月号は2冊も届いたのに、配達されなかった、番組ガイド誌2月号の中で、通知があったのだろうか…。
月刊ぷらざ山口へ統合された、今月号でも、触れられていないようだけど、表紙から番組ハイライトに移動した“基本契約チャンネル”の部分など、くどいくらいに「放送しているチャンネルは諸般の事情により変更する場合があります」と、注意書きしてはある。
↑平成20年4月2日・追加公開↑
やっと、阿東町で開局したらしく、広報あとう6月号に「山口ケーブルビジョンでは放送大学CSテレビが無料で視聴できます。アナログC23チャンネル」という、お知らせがある。[PDF]
コンバータ契約をしなければC54で、まともに視聴できない同大学が、有料ではないBSデジタル放送(C16〜C18・C20・C21)のように、テレビなどに内蔵のアナログチューナで、無料受信できるということだろう。
優待セールのことを嗅ぎつけ、その開催直後にソレーネ!を注視したところ、案の定、ショップチャンネル(本来のC23)が、同町では、アナログ11chを使って再送信されていることが、見まちがいでなければ、判明した。
恐らく、シティーケーブル周南のような、デジタル移行を見据えた、チャンネル構成になっていて、最悪、福岡の全民放とも、そこに入っていないのではなかろうか。
C-ableが、昨年12月1日以来、契約別チャンネルガイドなどを更新していない理由は、こんなところにも、ありそうだ。
青森や福井、山梨、徳島で“系列外”が、そして長野では、期限付きとはいえ“全キー局”が、それぞれの一部で、デジタル再送信されるようになっているのに対し、契約しているCATV会社が、大分などのように積極的、ではないせいで、山口ケーブルテレビなどの加入者が、不利益を被っている。
今年の五輪前が、一つの節目になると思っていたけど、間に合わなければ、とりわけ、地デジと地アナの映りが違いすぎる、液晶HDTVの所有者にとっては、迷惑な話だ。
↑平成20年7月13日・追加公開↑
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下関や岩国の中心部と、我が家のある県央の沿岸部との間くらいの、区域外テレビ電波の受信環境と言えそうな、民放3社の青森県八戸市にあるCATV局、八戸テレビが見事、岩手県の民間テレビ放送“全4チャンネル”の地デジ再送信を達成した。
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住所が岩手県二戸市“福岡”だったりする、二戸中継局が1年前にデジタル放送を始めても、案の定、すぐには認めてもらえなかったようだけど、意気込みを示すためにだろう、まず、アナログ再送信していない、NHK盛岡の地デジ放送を始め、今年度からは“系列外”のフジテレビ系1局を、そして今月からは、残りの3局を地アナ同様「区域外再送信」している。
岩国のアイ・キャンは、その軌跡をたどるかのように、NHK広島に続き、先週、テレビ新広島のデジタル再送信を開始した。
それなのに、山口ケーブルビジョンはというと、今月上旬に入っていた、新聞チラシを読んだところ、県内の地デジ全チャンネルが「調整中」ではなくなっている、くらいの“進展”しか認められず、福岡県の地デジ放送については、何の変化もない。
八戸の他にも、さらに動きがあり、民放3局の富山で金沢の北陸朝日放送が、民放2局の宮崎では隣県の2局が、地デジ視聴できるようになったけど、阿東町では、ようやくTNCテレ西“アナログ放送”の目処が立ったところらしい。
↑平成20年8月13日・追加公開↑
昨日までに、K'ビジョンが「5日(水)午前9時」に、と発表していたので、本日、C-ableでも、再スキャンしたら、TNCテレビ西日本が、映るようになった。
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別府のCTBメディアなどとは違い、STBを通さずに、視聴できる点は評価したい。
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しかし、先月の折り込み広告で「11月上旬より」、ぷらざ山口では「まもなく」開始予定、との予告があったけど、まだ、山口ケーブルビジョンのWWWサイトに、動きはない*。
また、いまだに、県内民放と系列が同じ福岡3局について、態度を明らかにしていないようだけど、そろそろ、アナログ同様、再送信するのかどうか決めてくれないと、あきらめる場合、少なくとも系列外の2局を自宅で、安定受信できるかどうかの試験に、踏み切れない。
今年CATVが開局した、大分の豊後高田で、当初から、すんなり、福岡民放“全5チャンネル”が、地デジ再送信されていることを理由にでもして、反対している各放送局に、残り4チャンネルへの同意を強く、求めてもらいたい。
* 11月5日追記: その日のうちに、18:39?「お知らせ」が、追加された。
* 11月13日追記: コミュニティチャンネルで「お知らせ」を流していて、情報番組の冒頭で「テレビにしにほん放送」の本放送を発表してもいた。
↑平成20年11月5日・追加公開↑
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月刊ぷらざ山口C-ableの12月号に「11月10日よりTNC8ch、ケーブルビジョン12chのデジタル放送をはじめました。」と、文字は大きめだが、例の「放送しているチャンネルは諸般の事情により変更する場合があります。」より目立たない色使い、での記述がある。
ところが、何と不親切なことだろう、その受信方法に関して、何の説明*も見当たらない。
WWWサイトにある、開始の「お知らせ」程度の内容は、載せておくべきだろう。
さて、我が県では、なかなか同意が得られない、テレQの地デジについて、動きがあった。
なんと、一般家庭での直接受信が、極めて難しい地域の多そうな長崎市、などでの「区域外再送信」が今月から、実施されているようなのだ。
それに、いまだに阿東町では、再送信できていないと思われる、同局のアナログ放送が、東シナ海に浮かぶ、五島列島の福江島で最近、デジタルSTBを設置することによって、視聴できるようになったらしい。
さらに、全国に目を向けると、民放が3局の秋田にある、大館ケーブルテレビが、地アナ再送信していない、青森テレビのデジタル放送を先月、開始しているし、民放5局の三重にあり、ずっとNHK大阪を流してきた、伊賀上野ケーブルテレビが、近畿2府4県を放送対象地域とする、準キー局“全4チャンネル”を10月下旬から、放送している。
そして、長野県のエルシーブイとテレビ松本は、東京タワーに近い都内で、キー局を受信していたことが発覚し、再送信停止に追い込まれていたりもする。
それと同様に、隣県のテレビが、まともにデジタル受信できない、別大と佐伯に本社を置くCATV局の4社が、いつの間にか、大臣裁定にまで至り争った、福岡県だけを放送対象地域とする、民間放送の各社から、同意を得てもいるというのに、どうして、より安定した受信が期待できそうな、山口ケーブルビジョンのテレビ加入者は、放送開始から2年が経っても、テレ西の1チャンネルしか、視聴できないのだろうか…。
* 12月31日追記: 翌1月号では“開始の案内”が目立つ色使いに変わっているが、受信機のスキャンなどに関する記述は、いまだに見当たらない。
* 平成21年5月16日追記: その後4月号まで続いた、加入者への「TNC地デジ再送信」の報告が、5月号の紙面からは削除されてしまっている。
↑平成20年12月14日・追加公開↑
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アイ・キャンで先日、地アナと同じ番組が、デジタル視聴できるようになった。
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ほんの3年前、業務区域に追加された、美和や本郷などでも、広島県だけを対象地域とする、すべての放送局のテレビが「区域外再送信」され、始めたようだ。
KRY山口放送とYAB山口朝日放送の抵抗により、開局が去年へ、ずれ込んだ挙げ句、いまだに県外波は、TNCテレビ西日本しか、受信できないと思われる、阿東町民は、がく然とすることだろう。
首都圏においては、キー局のサービスエリアではない、山梨の上野原ブロードバンドコミュニケーションズが、昨年開局したばかりなのに同県では、たぶん初めて先々月、アナログとともに、テレビ東京から、デジタル再送信の同意を得ているし、残りの「日本テレビ・TBSについては『再送信同意』が取得でき次第チャンネルラインナップに組込む予定」でもあるらしい。
これまでに見てきた八戸と伊賀上野、そして今回の岩国と上野原では、いずれも区域外のNHKが、流れているという共通点がある。
繰り返しになるが、テレQなどの基本契約チャンネルが“307976”かもしれない、C-ableも早く、需要の多寡を問わず、NHK北九州を始めるべきだろう。
カラーだった、月刊ぷらざの番組表が、2色刷りになったうえ、地デジに触れた記述は、小さく「※地上デジタル放送のみ視聴の場合STBは必要ありません」しか、見当たらんようになってしもうたけど、だいじょうぶかの…。
↑平成21年5月15日・追加公開↑
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ケーブルネット下関では、先月までに、県内局と同じ系列で、福岡県域の民間テレビ放送3チャンネルが、地デジ再送信されるようになったらしい。
岩国のアイ・キャンに続き、テレビ東京系を除く、隣県の4民放が、デジタル放送でも、視聴できているようだ。
しかし、それらとは対照的に、山口ケーブルテレビでは、この1年で、何の進展もなかった。
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月刊ぷらざのC-able加入案内に、書いてある「※地上デジタル放送のみ視聴の場合STBは必要ありません」が、11月号から、かなり大きくなってはいるけれど…。
アンテナ工事業者のブログによると、宇部市周辺で、かなりの確率で、北九州中継局のテレビ電波が、うまく受けられるようだし、我が家の近くには、八幡方面に向けたUHF一本だけの屋根が、見られるようになったから、やはり、山口ケーブルビジョンの業務区域では、送信所の方向に障害物がなければ、各家庭で自宅受信できそうなのに何とも、もどかしい。
CATVがなければともかく、VHFとは違い、設置する際の高さ調整が難しいみたいだし、何といっても、今日のように風が強いと不安なので、完全に地上デジタルへ移行しても、引き続き、有線テレビを利用したいものだ。
なぜ、皿倉山からの距離が、大海湾までくらいの場所に受信点のある、大分の豊後高田ケーブルネットワークは、同じく民放3局の地域で、福岡と接してもいないのに、昨年の開局時から、テレ東系のテレQを含む“全5チャンネル”が、地デジで「区域外再送信」できているのに、こっちは、テレ西だけなのだろう。
どうして、民放が4系列そろっている、長崎県の諫早ケーブルテレビジョンは、同様に隣接していない、福岡県だけを放送対象地域とする、なぜかテレ西を除く、4つのチャンネルが、地デジ視聴できるのに、山口県では、系列外のTVQテレビ九州が、禁止されたままなのだろうか。
いまのところ、ハイビジョンテレビの視聴者には、すごく迷惑だ。
↑平成21年12月31日・追加公開↑
知らないうちに、関門海峡を挟んで門司に、ほぼ隣接している下関よりも先に、博多湾から100kmくらい離れている、長崎県の離島・対馬で、RKBテレビと福岡放送、それにアナログ放送していない、KBCテレビの地デジ再送信が開始されていた。
そこでは、昨年の秋までに、テレ西を含めた、県内外の民間テレビ放送が8チャンネル、受信できるようになっていたらしい。
佐賀県では数年前から、テレQ九州放送をも含む、福岡県域“全5チャンネル”など、同じく6つのチャンネルが、視聴できているのに対し、山口ケーブルビジョン経由だと、いまだに、4民放の地上デジタル放送しか、映らない。
大分県においては、多いCATV局で8つ、最少でも5つの地デジが見られるようだし、また、中国地方の反対側を越えた、地元5民放の兵庫県上郡町は今月、不足しているテレビ東京系列の、テレビせとうちを区域外再送信し始めている。
安定受信が難しそうな日本海側や、北九州とチャンネルが同じ県内の中継局に近い、周南地域の各ケーブルテレビ局とは、同調などせずに、C-ableには、一刻も早く、ケーブルネット下関に追い付き、追い越してもらいたいものだ。
↑平成22年5月31日・追加公開↑
北九州中継局からの距離が、岩国よりも遠い、大分県の佐伯市中心部では最近、CATVを通じて、福岡県だけを放送対象地域とする、民放テレビ“全5チャンネル”が、デジタルテレビさえあれば、受信できるようになったようだ。
ケーブルテレビ佐伯は開局当初、豊後水道の対岸にある、愛媛からの2民放だけを県外再送信していたらしいのだが、その後、地アナの福岡3民放を加え、地デジが始まると四国を切り捨て、総務省の支持を得て、アナログ放送していない福岡2民放を併せた、区域外5系列すべての地デジ化を完了している。
3年前、曲がりなりにも、それを達成して以降、しばらくは特別な受信機がなければ、県内放送しか視聴できない、という規制があったみたいだけど、徐々に緩和され今月、撤廃されることが発表された。
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一方で、同じ頃に開局した、山口ケーブルビジョンは初めから、福岡5民放を地アナ再送信しているのに、現在テレ西しか、地デジ化できていない。
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ケーブル年鑑2010によると、C-ableの加入世帯数は15万くらいで、そのうち特別なSTBを設置している、という意味だと思われる、デジタル加入は6000世帯に満たない。
このまま、アナログ放送が終わってしまうと、大半の加入者が、NHK山口放送局の2波とコミュニティ放送、それに県内外の4民放を合わせた、7つのチャンネルしか、視聴できなくなりそうだし、衛星放送が見られなくなっても、NHKのBS料金を払い続ける、という別の問題が発生するかもしれない。
こういった状況だから、自宅にアンテナを立てれば、福岡の地デジ“全7チャンネル”が、映る地域の多い宇部あたりでは、設置工事をしている電気店によれば、C-ableの解約者が増えているということだ。
実際に解約し、パラボラとUHFアンテナに取り換えることで、デジタル化を完了した、宇部市中心部に住む、元加入者のブログも見つかった。
例えば、10ヶ月余り後に予定されている、地デジへの完全移行を機に、NHKだけが、ケーブルで再送信されなくなるのなら、受信料が不要となり喜ぶ世帯が、ある程度ありそうだけど、民間放送のチャンネル数が半分に減って、うれしがる人はいないだろう。
↑平成22年8月29日・追加公開↑
山口県議会は、2年半前の定例会で「ケーブルテレビによる再送信で視聴しているアナログ放送の番組については、デジタル放送への移行後も引き続いて視聴が可能となるよう、関係する放送事業者に対する適切な指導等を行うこと」を首相らに向けて、要望していたようなのだが、あまり効果がなかったらしく、先月「区域外再送信」に絞った具体的な意見書を同じ役職の相手に提出している。
そこでは「地上デジタルテレビ放送移行を契機に、視聴チャンネル数が減少するなどの改悪が行われないよう視聴環境の維持及び改善を図ること」や「地元放送事業者の同意は不要とされているにもかかわらず、区域外放送事業者が当該同意を求めていることが、事態を深刻にしていることから、この背景を調査するとともに、早急にガイドラインの趣旨を徹底し、問題解決に努めること」などが、求められているけれど、その前の定例議会での、ふじもと県議による「県として県内事業者に対し、県外事業者の再送信には積極的に同意するよう要請すべき」ではないのか、という質問に対して、県庁の地域振興部長が「当事者間の協議によって決められるべきものであるため、県として要請することは考えておりません」との、あきれた回答をしている。
数年前から、福岡の民放“全5チャンネル”を地デジ再送信できている、佐賀県の知事とは、かけ離れた、その姿勢が、現在の閉塞した状況に、つながっているのだろう…。
そんな中、山口ケーブルビジョンが、デジタルSTBの無料配付を始め、その案内が届けられたと思ったら、その数日後に誘いの電話が、かかってきた。
完全デジタル化したら、アナログのサービスチャンネルが視られなくなるので、代わりに1台はタダで設置するから、要らないかという主旨みたいだ、と受け止めたのだけれども、私としては、総務省が各CATV局などに要請している、地上デジタル放送のみの再送信サービスを安く利用できる、という選択肢を与えられる方が、ありがたいかも。
自宅の屋根に立てる予定のアンテナで、TNCテレ西が映らなければ、来年の夏以降の継続利用も、考えなければいけなくなるからだ。
ちなみに、無料のセットトップボックスをもらって、解約する場合には、受信を制限するカードは2枚とも返却して、本体は自己処分しなければならない、ということだった。
そして、同封されていた、C-ableの一般加入用パンフレットの隅々までは、目を通していないが、テレQの地上デジタル放送については、調整中であるとの記述もなく、じぇんじぇん触れられてはいないようだ。
宇部市議会で、志賀市議の問いに、市長が「九州総合通信局によれば、今のところ九州のデジタル波はアナログ波の停止後も出力の変更の予定はないとのことで、現在視聴できている方は続けて視聴できる」と答えていることだし、これから先も、ずっと弱まらないものと期待して、自己受信に、かけるしかなさそうだ。
↑平成22年11月26日・追加公開↑
総務省の発表によると、山口ケーブルビジョンが、地上デジタル放送をアナログ信号に換えて、再送信することを決定したようだ。
よって、アナログ受信しかできない環境の加入者が、そのままで、平成26年度までは、地上波のチャンネルを視聴できることになる。
同じくデジアナ変換するつもりの、豊後高田市では引き続き、福岡の民放“全5チャンネル”が、見られるらしいけど、同じ大分県の臼杵は、県内波のみだし、青森の八戸テレビは、区域外は系列外の1局だけを予定している。
阿東では基本契約だけで、放送大学の他、TBSニュースバードもアナログ視聴できるっぽいけど、その情報をWWWサイトで公表していない、そんな姿勢のC-ableは、今回の方針決定とチャンネル編成を、いつ発表するのかな。
* 平成23年7月23日追記: 昨日、詳しい新聞発表はあったが、データ放送では見られるチャンネルが不明だし、ホームページには何も書かれていない。
* 平成23年7月24日追記: 昨日のうちにだろうか、地デジ受信機のデータ放送で、シー・エイブルに何が起こったのか「RKB毎日放送、KBC九州朝日放送、FBS福岡放送については協議中です」という、がっかりする告知がなされた。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成22年12月23日・追加公開↑
先月始まった審議の内容が非公開なので、詳細は不明だが、文化通信などによると、山口ケーブルビジョンが、やっと重い腰を上げ、すでに同意を得て流せているテレ西を除く、福岡4民放の地デジ再送信を求めて、総務省に大臣裁定を申請*している。
去年の夏に、自宅でのアンテナ受信に切り替える場合の、C-ableの解約手続きについて問い合わせた時には、県内3民放と同系列のKBCテレビとRKBテレビ、それに福岡放送の地上デジタル放送は無理で、TVQ九州放送に関しては、今年の7月24日に間に合わなければ、できないという旨の電話回答だったけれど、一体どうしたことだろう。
大分のように早く行動していれば、まず問題なく、お墨付きが得られたはずなのに、民間放送の業界団体側の抵抗が強まっている中、例えば区域限定のテレQだけとか、遅きに失して結局、全滅などという事態になったら、許しがたい。
* 6月21日追記: 総務省が昨日、主文を「(福岡県だけを放送対象地域とする4民放は、北九州標準デジタル)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」とする、審議会の答申を受けた。
* 6月22日追記: 総務大臣が昨日、審議会からの答申どおりに、裁定を行った。
↑平成23年6月12日・追加公開↑
本日の朝刊で、C-ableが「デジタル基本チャンネル」を発表した。
平成26年度までは、デジアナ変換が行われ、これまでどおり*、BSとCSのサービスチャンネルも、アナログ受信できるそうだ。
* 7月23日追記: 昨日の今日なのに、明日からKBC・RKB・FBSを視聴することが、不可能になった、とシー・エイブルが、新聞発表を訂正した。
× ドタキャンされつつある?チャンネル表: [デジタル基本] [デジアナ変換]
* 7月24日追記: きょう「運命」の日、朝刊で「協議中」が、広告された。
* 10月22日追記: C-ableデータ放送の、地デジとデジアナ変換の案内から「RKB毎日放送、KBC九州朝日放送、FBS福岡放送については協議中」が、削除されている。
* 11月6日追記: 山口ケーブルビジョンは、自社のデータ放送から「地デジ追加チャンネル」と「デジアナ変換」の案内そのものを消し去った。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成23年7月22日・追加公開↑
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アナログ第8チャンネルと周波数の重複する、第7チャンネルを使えないことが、一因なのかもしれない。
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C-ableがデジアナ変換する、地デジのチャンネル一覧を復元してみたところ、放送できなくなった福岡3民放のうち、KBCだけは第9チャンネルに決まっていて、残りのRKBとFBSは「協議中」となっている。
この並びだと、特に、これまで第11チャンネルだった、KRY山口放送*にとっては、同じ系列の福岡放送に代わられ、選局されにくくなってしまうと考えたとしたら、面白くないはずだ。
新聞に広告を出したくらいだし、総務相の裁定後、再送信の同意は得ている*のだろうから、デジタル受信する場合のリモコン番号と同じチャンネルにして、7番のテレQだけを第11チャンネルに当てることで、解決できないものだろうか。
そのTVQ九州放送が、地デジ受信できるようになった。
* 9月8日追記: KRYが、福岡3民放の再送信停止への関与を否定した。
* 10月22日追記: C-ableデータ放送の、地デジとデジアナ変換の案内から「RKB毎日放送、KBC九州朝日放送、FBS福岡放送については協議中」が、削除されている。
* 11月6日追記: 山口ケーブルビジョンは、自社のデータ放送から「地デジ追加チャンネル」と「デジアナ変換」の案内そのものを消し去った。
* 平成24年2月9日追記: 大臣が裁定すれば、民放の同意は不要らしい。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成23年7月24日・追加公開↑
C-ableが、新聞で一旦「RKB・KBC・FBSが地デジ受信機とデジアナ変換で7月24日『運命』の日から視聴できるようになる」と広告しておきながら、舌の根の乾かぬうちに、その運命の日の朝刊で「協議中であり3つのチャンネルとも放送できない」として、われわれの運命を書き換えたにもかかわらず、今のところ、何の釈明*もしていないようだ。
去年の尖閣漁船事件みたいに、中国に禁輸措置をとられたり、日本国民を人質にとられたりした、政府のように、どうしようもなくなったのだったら、それを発表すればいい。
黒幕やら黒マウが、いるのかいないのか、それが何者なのかは不明だが、3局の地デジを再送信させたくない抵抗勢力が、存在するものとして、シー・エイブルに非はなく、被害者意識しか持っていないのであれば、謝罪までは求めないけど、何があったかの説明は、するべきだろう。
そうしないと、ひとつ前の運命なら、福岡3民放の番組を見ていた、ケーブルテレビの利用者にとっては、加害者でしかなくなる。
少なくとも私は、そう感じているし、実は“わやスラー”の手下となって、いや“怪人わやスラー”本人として、山口ケーブルビジョン株式会社が、テレQ九州放送だけにとどめる、芝居を打ったのではないのか、との疑念が私には、払拭できない。
大臣の裁定書によると、総務省の意見聴取で、放送事業者すなわち福岡の放送局が、ケーブル区域の20%弱への電波の伝搬*を認めているから、周防灘沿岸部の人口密度を考えると、それを上回る割合の加入者が、自宅などで直接、受信できるのかもしれないし私も、その中で暮らしているものと思われる。
風雨や鳥などの害を避け、アンテナ設備の経年劣化を気にしなくていいから、共同受信している人々のために、そして疑いを晴らすためにも、有線テレビジョン放送事業者には、一刻も早く、運命を『運命』の日の2日前に、戻してもらいたいものだ。
もし、当初の予定どおり、つつがなく再送信が始まっていれば、この文章を作る必要がなかった私の専用受像機に今月上旬、寿命が来て、テレビを見る機会が、ほぼ失われたことを、この際ついでに告白しておく。
「辛い?」、「気い悪いわい!*」。
四国徳島のキューテレビに刺激され、こんな言葉が口を衝いて出た。
* 7月27日追記: 地デジ化のせいなのか、FBS福岡放送は、数年前に、そのエリア内世帯数を「355,860(山口県)」から「384,471(同)」に、増やしている。
* 7月28日追記: 今朝の新聞でも、シー・エイブルは『運命』に、じぇんじぇん触れていないし、おまけに最終面には、RKB毎日放送「共感(同意)テレビ?」の広告が、載っている。
* 9月8日追記: KRYが、福岡3民放の再送信停止への関与を否定した。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成24年12月8日追記: キューテレビの問題、大臣裁定の手続き開始へ。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
* 平成25年7月28日追記: 徳島キューテレビの問題、答申どおりの総務相裁定。
↑平成23年7月25日・追加公開↑
温州で鉄道事故があり、当局は落雷による天災だと発表し、すばやく脱線車両などを埋めてしまったらしいが、その後すぐに掘り返し、原因を究明することになったようだ。
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一方、その惨事が起きた頃、かつて長州藩だった、山口県の中央部を業務区域とする、有線テレビジョン放送事業者(CATV局)による、その翌日からの「KBC・RKB・FBSテレビ再送信継続」のドタキャンが、私の知るところとなった。
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その前日の朝刊広告を読んでいれば、アナログ放送と同じ地上波テレビが、7月24日『運命』の日を過ぎても、視聴しつづけられることが一度は決まっていた、という情報が得られたけど、その機会がなく、山口ケーブルビジョンのデータ放送やホームページ、そして運命の日以降の新聞、あるいは人づてで知らなければ、現在「RKB・KBC・FBSについては協議中」であることも、わからない。
多くのケーブルテレビ利用者が、今回の出来事を理解していない*ものと思われ、チャンネルが減り不満があっても、何の行動もしないだろう。
C-ableは、本音では「福岡3局のテレビ再送信」を闇に葬りたいが、刊行物に証拠が残っているため、かなわず、とりあえず「協議中」で、しのいでおいて、加入者からの苦情のほどを様子見しているのではないか、と考えられなくもない。
同じ“中国”でも、こちらで発生した急ブレーキ事件は、明らかに人災だ。
もし仮に、万が一、再送信を阻もうとする抵抗勢力と、闇取引などしていないのであれば、利害関係がないはずの人たちの審議を経て、総務大臣が支持しているのだから、めいっぱい、スピードを出しまくって、奪われた3つのチャンネルを取り返してもらいたい。
シー・エイブルの「再変化」と、受信者へのチャンネル「返還」を希望する。
* 7月31日追記: シー・エイブルの加入者が、3つのチャンネルを失ってから、一週間が過ぎた記念に「テレビ福岡ソードー組合ニュース」を発行してみた。
* 8月12日追記: サウテイモンダフが、見つかった。 [1] [2] [3] [4] [5]
* 10月22日追記: C-ableデータ放送の、地デジとデジアナ変換の案内から「RKB毎日放送、KBC九州朝日放送、FBS福岡放送については協議中」が、削除されている。
* 11月6日追記: 山口ケーブルビジョンは、自社のデータ放送から「地デジ追加チャンネル」と「デジアナ変換」の案内そのものを消し去った。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成23年7月28日・追加公開↑
今月、ぴーかんテレビの“不謹慎で不適切なテロップ問題”が話題になったけど、私は、福岡3局の視聴習慣がある契約者をないがしろにした、山口に本社を置く、ケーブルテレビに対して“不誠実で不作為なトリック疑惑”を抱いている。
C-ableが、7月24日にテレQの地デジ再送信を始めた時点で、あるいは今すぐにでも、RKB・KBC・FBSが適法に再送信できるのに、わざと行わず、再送信をするために協議は不要なのに「協議中」という、不当な理由で受信者をたぶらかし、福岡3民放の再送信を停止してしまった、という疑いだ。
一応、山口ケーブルビジョンに、ただしてはおいたが、1週間くらい前に送信した、広義の“おためごかし”が成立してしまっていること、などについての質問と、3週間くらい前のeメールにも、待たせた挙げ句、中身のない“想定問答”を返信してきたくらいだから、納得できる回答は期待できそうにない。
シー・エイブルは、ユニークな発想で、3つのチャンネルを見られなくしたばかりか、隠す必要がなく、答えられそうな問いにも「協議中であり、具体的な内容については、相手方があるので、差し控える」という返事しかよこさないし、その相手方を明かさない。
悪知恵の働く困った会社が、身近に、できあがってしまった。
* 8月25日追記: シー・エイブルは、昨年度からツイッターで情報発信しているようだが、それが「非公式」であるところに、ムシェキニンな体質が表れていて、もちろん、福岡3民放の再送信停止については、じぇんじぇん触れていない。
* 10月22日追記: C-ableデータ放送の、地デジとデジアナ変換の案内から「RKB毎日放送、KBC九州朝日放送、FBS福岡放送については協議中」が、削除されている。
* 11月6日追記: 山口ケーブルビジョンは、自社のデータ放送から「地デジ追加チャンネル」と「デジアナ変換」の案内そのものを消し去った。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成23年8月17日・追加公開↑
7月24日にeメールで尋ねても返事がなかったので、8月9日にも問い合わせたら17日に、山口ケーブルビジョンから「もう少し」待てば、福岡3民放が再放送(再送信)できるようになる、と受け取れる内容の言い訳が届いた。
Date: Wed, 17 Aug 2011 10:36:47 +0900 Subject: Re: 福岡3民放の再送信停止について From: C-able Info 7月22日新聞に掲載しました内容ですが、新聞掲載原稿を制作した 時点では24日よりTVQを含む4局について放送する予定でした。 また、デジアナ変換放送についても4局を放送する予定でしたが、 その後状況が変わりまして、放送をするためにはもう少しお時間を いただくようになり、まずTVQからの放送となりました。 大臣裁定がおりましたが、ある程度の調整は必要となります。 RKB毎日放送、KBC九州朝日放送、FBS福岡放送については 協議中です。
しかし、見られなくなってから、もうすぐ4ヶ月になるけど、まだ始まらない。
政府が、年内に福島原発を冷温停止状態とすることを目指しているように、少しでも早く、再放送停止状態を解消してもらいたいものだ。
もし、関与を否定しつづけていた北朝鮮がKRY山口放送(ら)、動きの鈍かった外務省が総務省*、そして、かつて存在した弱腰の社会党がシー・エイブル、みたいな構図になっているとしたら、拉致された3つのチャンネルが戻ってくるには、時間がかかりそうだし、このまま戻ってこない恐れもある。
それはさておき、よくも、こんな見通しの甘い回答が、できたものだ。
* 12月20日追記: 総務省は、C-ableの協議を“見守っていた”らしい。
* 12月21日追記: 総務省は、C-ableの協議を見守るだけのようだ。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成23年11月19日・追加公開↑
¥ C-ableの「裏切り」判明
総務省の担当部署に確かめたら、大臣裁定で再放送することが認められた場合、それについて協議する必要などないことが、明らかになった。
Sent: Monday, December 19, 2011 11:02 AM Subject: 【総務省からの御回答】諮問第2005号について(地域放送推進室) 山口ケーブルビジョン(以下YCV)は、大臣が裁定 すれば協議は不要なのに「必要」であるとして 再送信を行わず、利用者を欺いています。 http://WWWサーバ名/~postcode/753-8538/ (ご質問) YCVが、再放送するためには「もう少し」時間がかかる、と 言い訳してから数ヶ月たっても、始める様子はなく、回数を問 うても答えてくれず本当に協議しているのか疑わしいので、総 務省から、偽りなく現状を説明するよう、促してはいただけま せんか。 ↓ (回答) ・ 放送法上、同意裁定による再放送について、ケーブルテレ ビ事業者は当該裁定によって再放送を行うことはできますが、 実際に再放送を行うかどうかはケーブルテレビ事業者の判断 によるところです。 ・ 裁定後に民民間の協議をどのように行うかについても、基 本的には協議の当事者の意思に基づくものであり、当省は指 導や報告の求めなどを行ってはおりません。
手続きを済ませるだけで、FBS福岡放送・rkbテレビ・KBCテレビが流せるのに、山口ケーブルビジョン(株)は、それをせず、利用者を欺いている。
そのせいで、不当な“国(総務大臣)から、3つのチャンネルを放送することに、OKが出たにもかかわらず、わざわざ中止しておいて、しかも、料金は据え置き?!”という、受信契約者にとって大迷惑な状態が、5ヶ月も続いている。
* 12月24日追記: 本日、テレビ福岡ソードー組合ニュース(年末号)を発行した。
* 12月26日追記: テレQ再放送のための申請は、7月14日に受理された。
* 12月30日追記: “地デジやし”のC-ableが“指摘無視”で、今年を終えた。
* 平成24年2月22日追記: FBS福岡放送が「総務大臣の裁定後は山口ケーブルビジョン株式会社と一度も協議を行っていない」と回答した。
* 平成24年4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成23年12月23日・追加公開↑
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美祢市の会議録(昨年12月7日の総務企業委員会)によると、地域情報課長が「ご存じのように、ことしの3月30日に総務省へ大臣裁定申請、これをMYT、山口ケーブル、共に提出。それから受理をされました。その後、5月、6月に4回の総務省情報通信審議会有線放送部会というところで審議をされまして、6月21日に総務大臣から山口ケーブルビジョンに対しましては、すべての局を再放送することが適当である旨の裁定が下されたと。そしてMYTには拒否処分という通知がなされたところです。しかしながら、未だに民放各局との協議というのがもつれておる状態でございまして、山口ケーブルビジョンに裁定が下ったということにも関わらず、市内全域にわたり、福岡県の民間放送局のうちTNCとテレQ、TVQというところですが、ここは放送ができておりますが、ほかの県内局と重複する3波、KBC、RKB、FBS、この3局については、現在放送することができない状況が続いております。これについては、山口ケーブルビジョンの美祢市外のサービスエリア、山口市、防府市、宇部市、これも同様な状況でございます。美東、秋芳地域、この両地域をサービスエリアといたします山口ケーブルビジョンに対しまして、総務大臣裁定を行使し、先程、申しました重複する3波の放送が可能になるよう、ということで依頼をしておりますが、山口ケーブルビジョンからは、福岡県の重複3波に前向きに検討はしていただいているが、今しばらく猶予をしていただきたいというような返事をいただいておりまして、裁定が下されたにも関わらず、協議はまだ難航しているというような状況でございます。またMYTにつきましては、引き続き、この福岡県の重複する3波との協議を継続する必要がございますが、山口ケーブルビジョンが、今言いました福岡県の民放、重複する民放の3波との協議中でございまして、MYTが福岡県の民放局と協議するタイミング、これをちょっと見計らっているということで、これまで同様にMYTとしても、山口ケーブルビジョンと歩調を合わせて、協議を行ってまいりたいというふうに思っております。」と報告している。
* 2月2日追記: 島原半島で昨日、KBCとFBSなどの再放送が始まった。
* 3月10日追記: 美祢市役所の地域情報課に、問い合わせてみた。
* 4月2日追記: 長崎の島原半島で昨日、RKBテレビの再放送が始まった。
↑平成24年1月13日・追加公開↑
FBS福岡放送は、山口ケーブルビジョンによる地デジの再放送を妨げていないし、再放送について協議中でもないことが、明らかになった。
Date: Wed, 22 Feb 2012 11:03:55 +0900 From: fbsmail/FBS <fbsmail@fbs.co.jp> 大臣裁定以降、山口ケーブルビジョン(株)とは協議を行っておりません。 その後山口ケーブルビジョン(株)が再放送を開始していないことは 承知しておりますが、弊社は阻害などしておりません。 (株)福岡放送 再放送担当
宇部市も嘘をついているから、自治体4市とも“ぐる”なのだろう。
* 3月7日追記: このページへのウィキペディアからのリンクが今月、削除された。
* 3月9日追記: このページへのウィキペディアからのリンクが昨日、復帰した。
* 4月10日追記: 中国総合通信局によると、山口ケーブルビジョン(株)は、総務大臣が「(FBS・RKB・KBCなどは、それぞれの)テレビジョン放送を山口ケーブルビジョン株式会社が再送信することに同意しなければならない」と裁定した平成23年6月21日に、裁定の当事者間で再放送について協議を行うことになった、と総務省へ伝えた。
* 6月30日追記: ウィキペディア内の“地上デジタル放送への対応”から「残る在福3局はアナログ放送終了に伴い視聴不可となったが、引き続き協議中とされている」が3月15日に削除されたけど、山口ケーブルビジョン(株)からの5月8日付け回答によると「協議につきましては引き続き関係者間と調整中」らしい。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成24年2月22日・追加公開↑
シー・エイブルによる地デジ詐欺 ←その要約
宇部市(ら)が要望しても、FBS福岡放送ら4民放が山口ケーブルビジョン(シー・エイブル)による地デジの再放送(再送信)を認めなかったので、平成23年3月30日にシー・エイブルが総務省へ大臣裁定を申請し、再放送の当否について国の判断を仰いだ。
同年5月18日以降、6回の審議を経て、6月21日に総務大臣が「FBS福岡放送ら4民放は地デジをシー・エイブルが再放送することに同意しなければならない」と裁定し、シー・エイブルが登録申請しさえすれば、すぐにでも再放送することが可能になった。
しかしなぜか、シー・エイブルは同意裁定の当日に、総務省へ「FBS福岡放送らと地デジの再放送について協議を行うことになった」と伝えた。
そして、シー・エイブルは同年7月14日に、総務省へ「FBS福岡放送ら3民放とは協議中」と伝え、テレQだけを7月24日から再放送するための手続きを済ませた。(山口県内の民放間や自治体を交えたトップ会談が7月11日〜13日に行われたとの情報がある)
だが、山口民放から福岡民放の地デジ再放送を中止するよう要請があっても、たぶん宇部など自治体の市長が受け入れなかったのだろう、シー・エイブルはFBS福岡放送など4局の地デジ再放送を7月24日に開始する旨の広告原稿を準備し、それを7月22日の新聞に掲載した。
ところが、シー・エイブルが総務省へFBS福岡放送など3民放の再放送を申請する直前に、おそらく県内民放が巻き返しに成功し、市長連中が再放送中止を容認してしまったのだろう、ケーブルテレビ利用者の視聴習慣は、ないがしろにされ、それまでアナログ再放送で受信できていたFBS福岡放送などのテレビ番組が、地デジ化が完了した7月24日の正午以降、見られなくなった。
不審に思い、第三セクターのシー・エイブルに出資し市長がシー・エイブルの取締役(ケーブル年鑑2010より)でもある4つの自治体の1つ、宇部市に照会してみたら、FBS福岡放送などの地デジ再放送に関しては「現在(総務相裁定の)当事者間で協議されている」&「山口ケーブルビジョン(株)と福岡民放局に委ねられている」ところであり「(宇部市が)介入することは難しいと考えております」と答え、それを根拠に、再放送が中止になった理由を明らかにしてはくれなかった。
数年前に、予定していたFBS福岡放送などのテレビ再放送が実施できず、それについて町議会にシー・エイブルの責任者を呼んで説明させ、再放送できない事情を公表した旧阿東町と同じ立場の自治体にしては対応が違いすぎるので、疑念が増し、シー・エイブルによる再放送を妨げているはずのFBS福岡放送へ問い合わせたら、案の定「大臣裁定以降、山口ケーブルビジョン(株)とは協議を行っておりません。その後山口ケーブルビジョン(株)が再放送を開始していないことは承知しておりますが、弊社は阻害などしておりません。」という返答だった。
FBS福岡放送からの返事を宇部市に伝えても、シー・エイブルがFBS福岡放送を受信させない“地デジ詐欺”への市長の関与を調べてはくれなかった。
美祢市にも同じ指摘をしたら、担当課長が「裁定結果の実施につきましては山口ケーブルビジョン株式会社と福岡県民放局に委ねられておりますので、本市が介入することは難しいと考えております。」と回答した。
両市が、FBS福岡放送とシー・エイブルとの協議の存否を確かめようとしないのは、協議が行われていないことを知っているから、つまり“やし”の“ぐる”だからに他ならない。
残りの山口市と防府市に問うても、そっくりな答えが返ってきそうだ…。
先月、総務省の厚意により、近いうちにシー・エイブルが私に、FBS福岡放送などの再放送について、協議の状況をeメールで説明*してくれることが決まった。(大型連休の後半GW現在C-ableからの連絡なし)
FBS福岡放送は同社の地デジをシー・エイブルが再放送することを妨げておらず、宇部市がシー・エイブルに対して総務大臣裁定に従い区域外放送の再放送を行うよう要望していても、山口ケーブルビジョン株式会社(シー・エイブル)がケーブルテレビの利用者にFBS福岡放送を受信させない理由が、わかるかもしれない。
* 5月5日追記: 本日、テレビ福岡ソードー組合ニュース(GW号)を発行した。
* 5月8日追記: シー・エイブルから、協議の状況を説明しない回答あり。
* 5月18日追記: シー・エイブルとKRYの関係が、あやしい。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成24年5月4日・追加公開↑
福岡県出身の芸能人が再々婚したり、原発を再稼働することになったり、再審開始が決定し国に帰った人がいたりするけれど、山口ケーブルビジョン(株)が詐欺を働き再放送を中止した“rkbテレビ・KBCテレビ・FBS福岡放送”は、まだ戻って来ない。
シー・エイブルとFBSとの協議が存在しないという指摘を受けた宇部市役所は、3月2日と7日に“FBSからの回答”へアクセスしてからは、それまで「総務大臣裁定の結果の実施については、山口ケーブルビジョン(株)と福岡民放局に委ねられている」と再三うそをついてきたことを認めたらしく、うそを繰り返さなくなった。
3月10日(土)に同じ指摘eメールを美祢市役所へ送ったら、同eメールに記載した“宇部市と美祢市への問合せと回答”へ、そのアドレスを知らないはずのシー・エイブルから13日にアクセスがあり、美祢市からは14日に“新聞広告”と“FBSからの回答”などへのアクセスがあったあと、15日に「裁定結果の実施につきましては山口ケーブルビジョン株式会社と福岡県民放局に委ねられております」という返事が届いた。
18日に、美祢市へ「シー・エイブルはFBSと協議中ではないことを認めたか」と問いただしたが、何も答えてはくれなかった。
4月19日に、総務省からシー・エイブルへ、私の質問に対して誠意をもって対応してほしい旨を伝えてもらったら、なぜか翌日に、KRY山口放送が8月に私が送った意見を読み返し、このサイトにアクセスしてきた。
6月4日、地デジ詐欺について防府市役所へ相談eメールを送ったら、その翌日と7日に、詐欺に関与していないはずのKRY山口放送(株)から、またアクセスがあった。
私は昨年10月3日の電話を最後に、KRYへ問い合わせてはいない。
山口ケーブルビジョン(株)からは5月8日に、防府市からは6月12日付けで連絡が来るには来たが、果たして、ともに内容は乏しかった。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成24年6月17日・追加公開↑
宇部市長が議会で虚偽答弁
6月の宇部市議会で、久保田市長が「ケーブルテレビの区域外再送信の見込みについてですが、山口ケーブルビジョン株式会社によりますと、裁定に先立ち、総務大臣の諮問を受けた情報通信行政・郵政行政審議会の有線放送部会長から、答申に際して、当事者間で円満な解決が行われることを期待する旨の談話が出されておりますので、再送信を強行することなく、協議を進めてきたとのことです。 しかしながら、協議における双方の認識には隔たりが大きく、早急に結論を出すことが望めない中で、山口ケーブルビジョン株式会社は、緊急対応措置として、山口県に系列局のないTVQ九州放送については、再送信を実施いたしました。 一方で、山口県に系列局のある福岡放送、RKB毎日放送、九州朝日放送については、ほとんどの番組を地元放送局と共有していることから、再送信を見送っています。 このまま不安定な状況で、問題解決が長引くことは好ましくないので、大臣裁定の考え方を尊重した上で、さまざまな方策を検討し、市民生活にできるだけ影響が出ないような対応を山口ケーブルビジョン株式会社に要望していきます。」と説明した。
宇部市は裁定申請の前には、福岡の民放局に対して再放送を認めるよう求めていたのだから、要望するならC-ableにではなく福岡3局に対してだろう。
シー・エイブルと福岡放送との協議は存在しないし、長崎・島原半島のケーブルテレビでは今年、RKB毎日放送や九州朝日放送などが同意し福岡の民放“全5チャンネル”が視聴できるようになったから、うそ答弁に違いない。
* 8月16日追記: 本日、テレビ福岡ソードー組合ニュース(お盆号)を発行した。
* 8月25日追記: きのう、4自治体の市議会議長あて陳情書[PDF版]を公開した。
* 9月17日追記: 松浦市長が「(大臣裁定の)当事者間の協議を見守っていきたい」と議会答弁(→ビデオ[WMP形式])したあとに、詰問された防府市の総務部長が「一事業者との協議がなされているということではないかもわかりません(福岡民放との当事者間での協議は存在しないかもしれない)」と白状(→ビデオ)したことで、少なくとも2市の“地デジ詐欺”への関与が、つまり両市も“ぐる”であることが確定したと言ってよかろう。
* 10月6日追記: 虚偽答弁のビデオ[完全デイリーモーション版]を公開した。
* 平成25年3月30日追記: 防府市長らがKRYら山口県3民放と小郡で、平成23年7月11日に会談していた証拠(防府市の公文書)を入手した。
* 平成25年3月31日追記: 先週、情報公開請求により防府市から入手した公文書は、市長行事予定表(平成23年7月)の他、総務大臣裁定申請の要請文(平成22年11月)と、区域外再放送に係る協議に当たっての要望事項(平成24年11月)および平成24年5月開催の区域外再送信に係る会議の記録(黒塗り多すぎ)。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
↑平成24年8月14日・追加公開↑
防府市長も議会で虚偽答弁
今月13日に開かれた防府市議会の本会議で、松浦市長が宇部市長と同じ虚偽の答弁をし、質問者の木村市議が「協議中ではない」ことを指摘すると、それを市の総務部長が否定せずにゴマカした。→質疑応答の録画[WMP形式]
* 9月29日追記: うそ答弁のビデオ[YouTube版]を限定公開した。
* 10月21日追記: 防府市議会議長あての陳情書に、市役所の総務部長による議会での答弁(9月13日)が虚偽である旨の資料を追加した。[PDF]
* 10月23日追記: 防府市議会事務局の「選挙がありますから忙しいです」に、脱力。
* 11月17日追記: 4市議会議長あて「続・陳情書」を郵便差出箱に投函した。
・宇部市議会[PDF] ・山口市議会[PDF] ・防府市議会[PDF] ・美祢市議会[PDF]
* 11月26日追記: 防府市が今月7日に、C-ableへ“要望書”を出したらしい。
* 11月29日追記: 宇部市議会議長による陳情の取り扱いと防府市議会事務局の対応が、残念な件。
* 12月2日追記: シー・エイブルの地デジ詐欺に関する防府市議会の会議録(一般質問9月13日142ページ〜)が、閲覧できるようになった。[PDF]
* 12月2日追記: 防府市議会議長あての陳情書に、資料を追加した。
* 12月15日追記: 防府市議会の議会運営委員長に事実確認してもらえなかったので、総務部長の虚偽答弁について防府市役所に問うた。
* 12月23日追記: 宇部市議会議長に続き、山口市議会総務委員会と防府市議会運営委員会の陳情への対応が残念であり、美祢市議会も“山口ケーブルビジョン(株)の地デジ詐欺”について事実関係を調べてくれそうにない。
* 12月24日追記: 本日、テレビ福岡ソードー組合ニュースΧマス号を発行した。
* 平成25年1月6日追記: 防府市の総務部から回答がないので、総務部長の虚偽答弁について事実確認するべく、市議会議長あて陳情書を郵送した。
* 平成25年1月20日追記: 自治体4市の“地デジ詐欺”への加担を裏付けるために、防府市が山口ケーブルビジョンへ昨年11月に提出した“福岡の地デジに関する要望書”などについて、市役所の電算統計課へ質問しておいた。
* 平成25年2月3日追記: 山口ケーブルビジョン(株)による“ケーブルテレビの利用者に地デジを受信させない詐欺”への防府市の関与などについて質問したが市役所から回答がないので、市議会議長へ陳情書を提出しておいた。
* 平成25年2月24日追記: 防府市議会事務局からのeメールの件名と議会運営委員会による陳情への対応が残念なので、情報公開請求について問い合わせてみた。
* 平成25年3月10日追記: ねつ造や隠ぺい、改ざんされてしまったら、どうしようもないのだが、公文書公開請求書を提出し、防府市役所が受理した。
* 平成25年3月30日追記: 防府市長らがKRYら山口県3民放と小郡で、平成23年7月11日に会談していた証拠(防府市の公文書)を入手した。
* 平成25年3月31日追記: 先週、情報公開請求により防府市から入手した公文書は、市長行事予定表(平成23年7月)の他、総務大臣裁定申請の要請文(平成22年11月)と、区域外再放送に係る協議に当たっての要望事項(平成24年11月)および平成24年5月開催の区域外再送信に係る会議の記録(黒塗り多すぎ)。
* 平成25年4月3日追記: 山口市役所から入手した公文書により“地デジ詐欺”の共犯6人「渡辺純忠山口市長・久保田后子宇部市長・松浦正人防府市長・渡辺興二郎yab山口朝日放送社長・赤尾嘉文KRY山口放送会長・山口ケーブルビジョン(株)の社長でもある齋藤宗房tysテレビ山口社長」が、明らかになった。
* 平成25年4月21日追記: 小郡やし会談の情報を非公開決定とする通知があったので、山口市長へ不服申立書を提出し受理されたけど、どうなることやら。
* 平成25年4月29日追記: 防府市長あて公文書公開・非公開決定異議申立書が受理され、情報公開審査会に諮問されたけど、どうなることやら。
* 平成25年5月5日追記: 公文書非公開決定の処分を受けたので、宇部市長へ情報公開不服申立書を郵送しておいたけど、どうなることやら。
* 平成25年5月5日追記: 宇部市役所へ請求した公文書の1つ「(ぐるだから半年たっても何の成果もない)形だけの要望書」が、連名で提出した美祢市役所によって開示され、防府市役所が隠した黒塗り部分も明らかになった。
* 平成25年5月5日追記: 美祢市役所が山口ケーブルビジョン(株)に対し、美東と秋芳地区で、美祢市有線テレビ(MYT)より先に福岡3局の地デジを始めないよう要望しているから、あきれる。
* 平成25年5月5日追記: 公開された会議記録により明らかになった、宇部市議会議長や総務財政委員長らの私の陳情への対応にも、あきれた。
* 平成25年5月20日追記: やっと防府市が、山口県内の地デジ局の代表者らと、地デジ詐欺が発生した前の週に、小郡会談したことを認めた。
* 平成25年5月26日追記: 防府市情報公開審査会から依頼(第15号と第16号)があったので、反対意見書を提出しておいた。るるるるるるるる・る[PDF]
* 平成25年6月1日追記: 私の陳情が審査をした宇部市議会の委員らへ十分に伝わらなかったようなので調べてみたら、昨年8月に提出した添付資料5枚のうち4枚を役人と総務財政委員長らが隠ぺいしていたらしいことが判明した。
* 平成25年7月1日追記: おととい、テレビ福岡ソードー組合ニュース(梅雨号)を発行した。
* 平成25年7月28日追記: 徳島キューテレビの問題、答申どおりの総務相裁定。
* 平成25年9月23日追記: 今月18日の夕方5時半前にKRY山口放送(株)から、同6時前にyab山口朝日放送(株)から、そして翌19日の午後3時前にtysテレビ山口(株)から“KBC・RKB・FBSは,視聴できなくなるのか?”へのアクセス記録があるけど、偶然とは思えない。
* 平成25年11月4日追記: 編集履歴を汚しつつ出典eメールなどを明示し中立的な観点から、山口ケーブルテレビの地デジ再放送について、ウィキペディアに初めて加筆など(「沿革」と「地上デジタル放送への対応」)しておいた。現在の版:「山口ケーブルビジョン」
* 平成25年12月30日追記: テレビ福岡ソードー組合ニュース天罰号を発行した。
* 平成26年1月18日追記: ちくられたのかな、ウィキペディアに載せておいたeメールの画像3つが、昨年末に削されてしまい、このページへのリンク(私が加筆したものではない)が再び、なくされていた。 削除直後の版:「山口ケーブルビジョン」
* 平成26年4月12日追記: 今月までに、宇部・山口・防府・美祢市長に対する公文書非公開などについての異議申立てが、すべて却下された。
↑平成24年9月16日・追加公開↑
××× 山口ケーブルビジョンを解約 ×××
両老親が死んだので昨年、自宅の改修を機にケーブルテレビを止めた。
↑令和5年5月14日・最終公開↑